メールでの謝罪はミスの原因と対応を明確に誠意を見せる

メールでの謝罪はミスの原因と対応を明確に誠意を見せる

謝罪は基本的にメールより直接会ってしたほうがいいでしょう。そのほうが誠意が伝わります。都合が悪く会えない場合は、電話をするのも手です。電話に出ない、かけないように言われているなど、電話もできない状況ならメールで謝罪という選択になります。

メールで謝罪をするときは、まずミスの内容を説明します。どのようなミスや手違いが起こったかを告げます。次に原因とその後の対応を丁寧に報告するのが重要です。また二度とミスを起こさないという意思を伝えることも大事です。誠意を感じてもらえるメールを心がけましょう。

謝罪メールの例を挙げます。まずは悪い書き方。

誠意が伝わらないダメな謝罪メール
お世話になっております。
お買い上げいただいたスラックスのお直しのですが、
こちらのミスで希望より短い仕上がりになってしまいました。
 
ただいま新しい商品を確保している最中でございますが、
引渡し日最短日が4月6日(水)になってしまいます。
 
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、
よろしくお願いいたします。

このメールは、少し手抜きに感じられます。まず冒頭に謝罪すべきです。原因や対策ももう少し丁寧に書いたほうがいいでしょう。引渡し日が遅れる旨を伝えるときの伝え方が一方的過ぎます。また二度とミスを起こさないという意思表示もありません。全体的に誠意が感じられません。

以上のことを踏まえて書き直します。

誠意が伝わるうまい謝罪メール
いつも当店をご利用いただきありがとうございます。
マウントアパレル リペアチーム主任の安藤と申します。
 
お買い上げいただいたスラックスのお直しのですが、こちらの手違いで希望より短い丈の仕上がりになってしまいました。そのため、お伝えしている最短日の4月4日(月)にお渡しできない状況になっております。
まことの申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。
 
確認ミスにより仕上がり77センチで承った股下を71センチで仕上げてしまいました。
あいにく当店に同じ商品の在庫がなく、メーカーから至急取り寄せ中でございます。商品が到着次第すぐに直しを行います。しかしお渡しできる最短日が4月4日(月)になりそうです。大変恐れ入りますが、その日までお待ちいただければありがたく存じます。
 
直しが完了しましたら、再度メールで連絡いたします。
 
今後二度とこのようなことがないよう厳重に注意いたします。ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

状況を丁寧に説明し、しっかりと謝罪の気持ちを伝えることで、誠意あるメールになります。


同じカテゴリーの記事