文章より箇条書きのほうがわかりやすい

文章より箇条書きのほうがわかりやすい

ビジネスメールを書く上で心がけたいのは、簡潔さとわかりやすさです。短い文章のなかで明確に伝えるには、箇条書きが適しています。

文中に伝えたいことをいくつも並べると、すべてを理解することが難しくなります。そこで伝えたいことひとつひとつを箇条書きにして区切ります。

たとえば、メールの中でいくつか提案をしたい場合を見てみましょう。

箇条書きを使っていないわかりにくいメール1
新サービスのPRキャンペーンにつきまして、いくつかご提案がございます。ご提案の中身ですが、ネット会員に向けての割引施策や雑誌への広告展開を考えております。またブログやツイッターで商品発売前後のキャンペーン活動を報告するのも、商品を知っていただくのに有効な手段ではないかと考えております。

この文章を箇条書きに変更してみます。

箇条書きを使ったわかりやすいメール1
新サービスのPRキャンペーンにつきまして、いくつかご提案がございます。
 
・ネット会員に向けての割引施策
・雑誌への広告展開
・ブログやツイッターで商品発売前後のキャンペーン活動を報告する

わかりやすくなったと思います。

どんな内容のメールでも箇条書きを使うとわかりやすくなります。次は打ち合わせの内容と場所を説明するメールです。

箇条書きを使っていないわかりにくいメール2
打ち合わせの内容ですが、PRキャンペーンの概要をご説明して、現在の進行状況と今後のスケジュールの相談をしたいと思っております。
打ち合わせ場所ですが、弊社の会議室で行います。地図は弊社のホームページでご確認ください。(http:mlob.com.jp/access/map)
入り口の内線で営業部の犬井をお呼び出しください。

この文章を箇条書きに変更してみます。

箇条書きを使ったわかりやすいメール2
打ち合わせの内容と場所について、ご連絡いたします。
 
●内容
 ・PRキャンペーンの概要説明
 ・現在の進行状況の説明
 ・今後のスケジュールの相談
 
●場所
 ・弊社の会議
 ・地図(弊社ホームページ)
  http:mlob.com.jp/access/map
 ※入り口の内線で営業部の犬井をお呼び出しください。

要点が一目でわかり、スッキリしました。

複数のことを伝えるときは文章にするより箇条書きにするクセをつけましょう。


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