個人の意見には具体的・客観的な根拠を付け加える
個人の意見は内容によって、疑問や反論をもたれることもあります。すんなり納得してもらえる文章を書くには、具体的で客観的な根拠やデータを付け加えることです。
次のメール文章をご覧ください。
個人的意見のメールは根拠がないと反論されやすい1
元旦の営業は行うべきだと思います。高い売り上げが期待できます。
元旦の営業は行うべきだと思います。高い売り上げが期待できます。
なぜ「高い売り上げが期待できる」かがハッキリしていません。これでは説得力がありません。
根拠を付け加えて説得力が増したメール1
元旦の営業は行うべきだと思います。高い売り上げが期待できます。
昨年度の近隣店舗のデータによると、元旦の売り上げ・お客様数が群を抜いて高くなっております。(添付ファイル参照)
元旦の営業は行うべきだと思います。高い売り上げが期待できます。
昨年度の近隣店舗のデータによると、元旦の売り上げ・お客様数が群を抜いて高くなっております。(添付ファイル参照)
データを添付して具体的で客観的な根拠を示すことで、疑問や反論を解消できます。
次のメールも同じです。
個人的意見のメールは根拠がないと反論されやすい2
この分野の商品は、現在とても人気があります。関連した商品を出せば必ず売れると思います。
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説得力に欠けるので、根拠を付け加えます。
根拠を付け加えて説得力が増したメール2
この分野の商品は、現在とても人気があります。
リサーチ会社によると、関連商品を購入したい人は37%、関連商品に興味のある人は42%います。
見込み客は合わせて84%もいますので、関連した商品を出せば必ず売れると思います。
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見込み客は合わせて84%もいますので、関連した商品を出せば必ず売れると思います。
具体的な数字を入れるだけでも非常に効果的です。
カテゴリー:わかりやすいメールを書くための文章術