直訳調・漢語調の言い回しはできるだけ使わない
響きのいい文章のなかには、それゆえ、とっつきにくい印象を与えてしまうものもあります。読み手によっては、その言い回しが癇に障る恐れもあるので注意が必要です。
直訳調とは、英語の文章をそのまま直訳したような日本語文章のことです。直訳調の文章は、くせのある言い回しになることが多いので、別の言い方に言い換えるといいでしょう。
直訳調を読みやすく変換1
遅刻の原因は、夜更かし以外の何物でもない。
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遅刻の原因は、夜更かしです。
遅刻の原因は、夜更かし以外の何物でもない。
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遅刻の原因は、夜更かしです。
直訳調を読みやすく変換2
責任者と話し合いの場を持つ。
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責任者と話し合いをする。
責任者と話し合いの場を持つ。
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責任者と話し合いをする。
直訳調を読みやすく変換3
一生の思い出になるであろうところの高校生活。
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一生の思い出になるであろう高校生活。
一生の思い出になるであろうところの高校生活。
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一生の思い出になるであろう高校生活。
漢語調についても同じです。漢語調とは、ビジネスなどのかしこまった手紙を書くときなどにつかう表現です。簡単な内容の文章でも、漢語調の言い回しを入れると、難解な印象が付いてしまいます。できるだけ簡単な言い回しに書き換えるといいでしょう。
漢語調を読みやすく変換1
換言すれば
↓
言い換えれば
換言すれば
↓
言い換えれば
漢語調を読みやすく変換2
若干の点で
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いくつかの点で
若干の点で
↓
いくつかの点で
うまい文章とは、”かっこいい”よりも”分かりやすい”を優先させた文章です。自分の教養をアピールする場面では、漢語調の言い回しも必要かもしれませんが、読み手に伝わる文章にするには、分かりやすい表現が最優先です。
カテゴリー:読みやすい文章 書き方のコツ